〈甘橘山コールドプロセスソープ〉に込めた思い

香りへのこだわり

香りには四季折々に移ろう「甘橘山」のイメージが広がります。コンセプトは〝陽に透ける、新緑のしずく〟。レモンを主軸に静謐なフランキンセンスと檜のビターな香りが繋ぐ、使うたびに深呼吸したくなる香り。ほとばしるような瑞々しい印象が強く、レモンと若葉の青く爽やかでフレッシュな香りが広がるトップノートから、ゼラニウムとマジョラムが織り成す柔らかく甘みを帯びた香りが温もりを感じさせるミドルノートへと変化。最後は新芽や木々の香りとともに木々のざわめきのような微かな余韻が広がり、江之浦測候所のある「甘橘山」を訪れた記憶がよみがえります。

製法へのこだわり

〈甘橘山コールドプロセスソープ〉は、紀元前にさかのぼり石けんの原点ともいえるコールドプロセス製法を用いています。

低温で上質な植物オイルとアルカリをゆっくり時間をかけて反応させ、45日以上熟成・乾燥させ完成します。コールドプロセス製法で作られたソープには保湿効果のあるグリセリンがふんだんに含まれ、熱による影響を受けにくいため、美容成分が活かされています。

植物と人間の共生から生まれたプロダクト

サステナビリティへの配慮

「甘橘山」の柑橘農園では、小田原文化財団 江之浦測候所の建設が始まって以来、農薬を一切使用しない栽培法に転向しました。

農薬を使用しないため、形が不揃いになったり果皮に黒ずみが見られることがあります。見た目の理由から出荷できないレモンを有効活用したい、という思いから〈甘橘山コールドプロセスソープ〉は生まれました。

また、コールドプロセス製法を採用することにより廃液を1滴も出さず、製造工程においても自然環境に配慮。パッケージもプラスチックフリーで箱には桐材を採用しました。